#コンパスのこと

#コンパスのこと

徒歩タンク増えすぎ問題

コメント(0)

 昨日、某サイトでの使用率・勝率ランキングが更新され、シーズン中における各ヒーローのランキングが掲載された。
見ればすぐにわかるが、「ジャンヌ」「グスタフ」「ヴィオレッタ」といった現在徒歩での使用が人気なタンクの使用率が異常に高くS6~S9総合ランキングにおける上位を獲得していることが分かる。
S4~S5における使用率でも「ジャンヌ」は使用率で8位、「ヴィオレッタ」は勝率で2位と、ランク帯が異なるため全員がドア無しであるとは言い難いが、タンクの使用率・勝率は高いところにあるといえるだろう。
 ここでよく見る構築を強みと共に解説していく。

 「ジャンヌ」
 千本桜コラボから数を一気に増やし、環境に躍り出た徒歩タンクの1人。ダメカと回復は人によって異なるため説明を省くとして、問題なのは2枚の近距離カード。ボイドによく採用され、ドアジャンヌでもよく採用されていた〈ワキンヤン〉とHSゲージ吸収のついでに転倒の追加効果がある〈初音未來〉を採用しており、どちらを撃っても味方へのパスと相手への妨害2つが同時に行える厄介な構成をしている。〈初音未來〉は、ストリートファイターコラボの〈ベガ〉と同じ効果であるが、ステータスの面で〈ベガ〉より耐久によっているため、ジャンヌに採用されやすい。下位互換カードとして、〈ミカサ〉〈はらぺこメイジ〉があり、HS吸収の具合は違うがどちらも転倒付きのHS吸収カードのため用いられることがよくある。
 HS吸収カードはダメカを張っていても転倒しないだけで吸収されてしまうため厄介であり、ある程度溜まった状態で動くなら早く溜めきって使ってしまう方が試合を優位に運べるだろう。また、ジャンヌを落とせずに時間を使ってしまうことは得策と言えないが、ジャンヌに好き勝手動かれて敵陣をHAで回復し続けられてしまうのも辛い。ジャンヌを使っている人間は【相手にしたいことをさせない】ような動きをしてくるため、ジャンヌ本人を袋叩きで落とすか裏を先にシバくかは味方とよく連携をとって戦いたい。

「ヴィオレッタ」
 地味に痛い毒カード2枚と遠距離サイレント、加えて自身のアビリティとHAでしっかり混戦を生き抜く徒歩タンク。1枚や2枚のダメカでは転倒を免れることが難しく、本人が硬いこともあり対戦する身としては今環境にいるヒーローの中で1番鬱陶しいといっても過言ではないだろう。この構築の強みは混戦時に特にひかり、味方との連携をいとも簡単に作り出せるところである。
この型のヴィオレッタへの対策は、〈お母さん〉〈シルブレ〉などの防御力低下や〈ゆらら〉〈ウィズ〉などの貫通、〈フルーク〉各種HAによる剥がしなどがあげられるが、HAと〈エボリリ〉でのサイレントがそれをある程度阻む。HSも絶妙に噛み合っており、相手の捲りをある程度遅らせることが出来るため防戦ではめっぽう強い。

 ということで今回は徒歩タンクについて記した。対策がないわけではないが、簡単には行わせない強さがこの2人にはあり、対面でこいつらを落とせずに詰む試合を経験したプレイヤーも少なくないだろう。
簡単に扱える割に存在感は絶大であるこの2人のヒーローを、ぜひ使ってみてはどうだろうか。

コメントを書き込む


Protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

まだコメントがありません。

×